2023/4/17

【三木谷浩史】「モバイル、財務、週刊誌報道」にすべて答える

NewsPicks編集部 ライター
三木谷浩史、58歳。今、日本の産業界において、あらゆる意味で最も注目される経営者の一人だ。
1997年に創業した楽天グループは、26年目にして最大の危機を迎えている。
モバイル事業の影響で4000億円近い最終赤字を計上(2022年12月期)。巨額のキャッシュアウトで直近決算の自己資本比率は4%(同)だ。
昨年秋には、利回り10%(ドル建て)という異例の社債を発行し、S&Pグローバルの格付けは「ダブルB」で低格付け債の扱いだ。
さらに、4月上旬には週刊誌で三木谷氏の反社会勢力、違法薬物との関係について言及した記事が公開され、波紋を呼んでいる。
そうした中、三木谷氏がNewsPicksの単独インタビューに答えた。今、何を語るのか。
スクープも盛り込まれた極めて貴重な内容を、独占記事でお届けする。
三木谷浩史(みきたに・ひろし)/1965年3月11日、兵庫県生まれ。1988年、一橋大学卒業後に日本興業銀行(現・みずほ銀行)入行。米ハーバード大でMBA取得後、1995年に退職。1997年に楽天(現・楽天グループ)を創業。現在は楽天グループCEOのほか、新経済連盟代表理事、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスやJリーグ・ヴィッセル神戸の会長、東京フィルハーモニー交響楽団理事長なども務める。
INDEX
  • ①だから今、取材を受けた
  • ②第3、第4のIPO可能性は...
  • ③モバイルの赤字を語る
  • ④それ、おかしくないですか?
  • ⑤楽天エコシステムの本質
  • ⑥週刊誌報道は「くだらない」
  • ⑦残りの人生で、やりたいこと