陸自ヘリ、新たに複数の人か 「飽和潜水」で海底確認へ
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https://mainichi.jp/articles/20230414/k00/00m/040/036000c?utm_source=smartnews&utm_medium=ios&utm_campaign=smartnews
陸自ヘリ捜索、複数人発見か 水深約100メートルの海底:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE13E490T10C23A4000000/
毎日新聞と日経新聞によると発見された機体の一部は墜落したUH60で間違いないようです。
そこには数人の隊員の遺体もあるようで、何とか遺族のもとに返してもらいたいですね。
これまでの報道を見る限り、墜落原因は他国の攻撃という可能性は低いようです。
まず宮古島の住民から爆発音が聞こえたという情報はない。
また発見された機体の一部は全てヘリコプターの外側部分のもので、機体がミサイルなどで撃墜された場合は内部の部品も発見されるため、単に墜落したと判断できるということです。
それで可能性があるのは、宮古島海域で今のシーズンに吹く北からの突風が原因かもしれません。
地元の漁師によると、春先に激しい北風が瞬間的に吹くことがあるということです。
それに煽られ、ヘリが揚力を失い一気に墜落したというのか推測の内容です。
これが正しければ、ヘリの自重と隊員10人で合計で10トン近い重さのヘリが高度200mぐらいから海に落ちたわけです。
生存の確率は極めて低いでしょうね。
2011年5月オサマビン・ラディンを急襲したアメリカ軍シールズのブラックホークが、ラディンが潜伏する屋敷の庭の上をホバリングして隊員を降ろそうとした時、壁に囲まれているためにヘリから発生する風が逆風となり、ヘリが揚力を失って墜落するということがありました。
幸いにも低高度であったため、全員ケガもなく無事でした。
そのことをふと思い出しました。