日本AI界の“スター”が作った自動運転車に乗ってみた 創業から1年半で市販化 彼らの「無謀な計画」とは
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ソフトの強みを生かしたハードビジネスへの参入、なかなかユニークである。
ハードの素性の良さを活かした戦い方、ハード・ソフトを両方持つ強みを活かした戦い方、ソフトの深みを活かした戦い方、、、現時点ではどれが勝つかはわからない。
ただ少なくとも、ハードビジネスはハード出自でないと難しいという従来の考え方に対するチャレンジは、意義深い。
実際、中国ではファーウェイが、モーターや減速機、コントローラーなどを組み合わせた電動パワートレイン事業を行っている。
自動車ほど複雑なハードは従来手掛けていなかったという意味では、まさにソフト起点のハードビジネスの実例と言える。
そうなると、従来のハードメーカーも、「ソフトに比べてハードはノウハウの蓄積がものをいう世界なのでキャッチアップされにくい」という考えを改める必要がある。
ハード勝負に思わぬソフト出自のプレイヤーの新規参入があり、全く異なる価値での戦いを仕掛けてくる。
実際、ファーウェイが謳っているのも、「パワートレインのクラウド化によるするれたドライブ体験」である。
パワートレインでクラウドをウりにするというのは従来ほとんどなかったが、出自の違いによる新たな価値で、生活者のクルマ選びの物差しを変えに来ている。
既存のハードプレイヤーは、同じ物差しの中での勝負だけでなく、異なる物差しの持ち込みも念頭に入れた上で、真摯に新たな価値を提供していくことが重要となる。
注目のコメント
日本には優秀なエンジニアがいるということですね。
テスラに負けないよう、日本の自動車メーカーは「門前払い」にせず、彼らの力を借りることも考えるべきだと思います。その昔、ソフトウェアエンジニアからハードウェアエンジニアに転身しました。
ソフトウェアエンジニアがハードウェアをちゃんと理解できると最強です。
ハードウェアを最適に制御し的確に動かせる。そんな実装をするためには両者の目線でしっかり見据えモノづくりをする方が良いものができます。
アップルはその良い例かもしれません。