バフェット氏、日本株に「追加投資を検討」 単独会見
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総合商社は投資家にとって「何をやっているのかよくわからない」銘柄。
さらに、海外の投資家からすればポートフォリオは自分たちで張るから、総合商社が事業ポートフォリオを組んでいることに対して「なんで、そんな余計なことをやるのか」と思っています。
ポートフォリオは投資家が自分たちで張るんだ、と。
というわけで、ずーっと割安のまま放置されている総合商社ですが、たしかにバフェットさんだけは総合商社の気持ちがわかるのかもしれません。なんたって、自社のバークシャーハサウェイが似たり寄ったりのビジネスモデルなんですから(ま、厳密には違いますが)。
日本株が割安であることは事実ですが、にもかかわらず株価が是正されてこなかったのは、適正株価水準へ上昇するための「ストーリー」がなかったから。
東証がプレッシャーをかけたこと、GPIFもアセットマネージャーに強いエンゲージメントを求めたこと、アクティビストファンドが活発になっているなどの動きがそれになり得るかもしれません。PBR1倍割れの企業の数が多く問題になっています。つまり、言い換えれば割安の企業が多い状態。東証はPBR1倍割れの企業への改善要請を出した事で、この先、改善する企業が増える事が予想されます。バフェット氏からすれば割安な企業が溢れている日本は投資妙味があるのでしょう。
著名とは言え齢九十を超え現場はだいぶ禅譲しているいち個人が日本株に投資して「くれる」と語ったと、記事化は当然なのだろうがわざわざ「特報」としてトップを飾るほどだろうか。昨日はAI社長殿の来日で日本をひききにして「くれる」と政治家もメディアも嬉々として取り上げていた。各国では危険視したりバンしたりされているのだが。その前はWBCで日本優勝を米メディアが好意的に書いて「くれている」とわざわざ二次報道。パパに褒められたい子のようないつまでも抜けないアメリカ礼賛根性には毎度違和感が拭えない。