「ChatGPT」が開く週4日労働への扉-ノーベル賞受賞経済学者が語る
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今日見たこちらのツイートが驚きでした.
https://twitter.com/ume_nanminchamp/status/1641703840276959232?s=20
子供の作文作成のサポートをChatGPTにやらせたというものです.それだけ聞くと機械に書かせてしまうなんて良くない!のように感じるかもしれませんが,この使い方は機械が書くのではなくて,子どもが言語化できないモヤッとしているところを拾い上げていくという感じです.子どもの力をうまく引き出せているように見えます.とても良い使い方です.
これを見てしまうと,これまで対人で根気良くやらなければならなかった分野に,こういった技術がどんどん入り込んでくるのだろうと思いますし,そのおかげで今までそこに必要だった労働時間はどんどん短くなっていくのでしょう.
となると,ChatGPTにこの役割を付与するためのプロンプトエンジニアリングが今後どんどん大事になっていくのだろうと思います.
ちなみに上記のツイートの家庭教師用のプロンプトはこちらだそうです.
https://twitter.com/ume_nanminchamp/status/1643864422862188544?s=20週四日と言わず、もっと少なくなると思いますが、労働時間の変化より大切なことは、労働の質の変化です。
いわゆるBullshit Jobが減り、もっと人間が夢中になり効力感を感じる仕事の割合が増えることが大切です。
その中で労働総時間が減るとか増えるとかは、本人の選択によると思っています。産業革命時の平均的な労働時間は1日に10時間から16時間、休日は週に1日のみだったと言われています。めちゃくちゃ働いていたわけです。
生産性の向上が労働時間を減らしてくれて、暇を増やしてくれるという構図は今に始まったものではありません。
スポーツや文学といった文化的な活動を生み出したのが、もともと紫式部みたいな偉大な暇人たちであったことを考えると、私たちは文化的な営みにより多くの時間を使えるようになることを歓迎しても良いのではないかと思います。