いまだに残るアクティブ運用とパッシブ運用への誤解
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注目のコメント
Watanabeさん、Pick有難うございます!
論点とあわせて、最近の研究もまとまっていて勉強になる。
「隠れパッシブ」の議論は興味深いし、肌感にあう。生き残っている(パフォーマンスを出している)のは、ポリシーをもったアクティブだし、機関投資家もあえてアクティブ投資をするならそういうファンドを選択する流れも多いと思う。
その一番の典型はアクティビストファンドだと思う。また「目的がパフォーマンスとは限らない」という節があるが、アクティビスト戦略がパッシブが増える中で、市場としてのガバナンス機能を牽引している(市場での投資家の種別による実質的な役割の分業化)という捉え方もできると思う。
あと、銘柄選定はできていても売買タイミングがコントロールできないことによる負の効果について。
パッシブの場合、配当金が実際に入るまででも指数をトラックするため(配当込み指数は権利発生時点で再投資しているが、実際には入金までのラグがある)先物を買ってトラックする。
アクティブ運用で、こういったことをやっているケースはあるのだろうか?先物や指数ETFは流動性が高いから、アクティブ運用をしておく一方で、流動性に対応するために一定こういうバッファももつことは個人的には全然アリだと思う(いきなり半分がアウトフローするとかはないと思うので…)。特に中小型株のような流動性が低い場合はそう。
なお、投信ではなく私募ファンドであれば、大口解約の影響を緩和するためにロックアップ期間を長く設けて対応する(もちろんロックアップは投資家の換金性を下げるので、それができるだけの理由・信頼が必要だが)。