「パーティー終わり急下降」か、カリフォルニアが発する米景気後退警報
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今の米国経済は、(1)巣ごもりバブル崩壊の悪影響と、(2)コロナ禍明けの旅行や外食などリベンジ消費が混在しています。この記事は(1)に着目していて、明らかに悪くなってきたことを伝えています。巣ごもりの間に買ったPC、テレビ、スマホ、そしてこれらを使うネトフリ、ツイッターが売れなくなったことが原因です。他方、(2)はまだほとんど衰えていません。今後の景気押し下げ要因としては、利上げの累積効果、銀行の貸し渋り、ドル高、金融不安、商業不動産のミニバブル崩壊などがあります。景気押し上げ要因としてほ、まだ200兆円は残るコロナでばら撒いた給付金、まだ400万人もの人手不足により直ぐ仕事が見つかる堅調な労働市場があります。どこかで景気はガクッと落ち込むとは思いますが、底は浅くて短い可能性があると思います。
パンデミック時代のeコマースブームの象徴として、カリフォルニアのインランド・エンパイア地域が急成長しました。倉庫業界が労働市場と経済回復を牽引してきましたが、今ではこの地域が景気後退の兆しを見せているそうです。
E-commerce = 電子商取引
Inland Empire = 地名ですが、直訳すると「内陸帝国」ですね