北欧はなぜ幸せなのか?日本のウェルビーイングの可能性
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原油とガスが出るからです。
ノルウェーの人口は540万人で、国家予算の歳出は、16兆円ほどです。東京都と同じくらいの予算を、540万人で使っていることになります。
2022年、ノルウェー政府が得た石油とガスに関わる収入は、1400億ドルです。
石油とガスを輸出して得た収入により、教育や光熱費を安くし、福祉を充実させています。北欧が良い国である事は間違いないですが、
環境や歴史などが違い過ぎます。
参考になるものは取り入れるぐらいで良いと思います。
なんでもかんでも羨む必要はないです。
日本人は日本人の幸せを追求すべきですね。
ちなみに私は日本大好きです。北欧は、まとめて幸福度の高い国として語られがちですが、その自殺死亡率には差があるようです。
2019年人口10万人あたり自殺死亡率(人)
日本:16.8
フィンランド:15.3
スウェーデン:14.7
ノルウェー:11.8
デンマーク:10.7
日本の方が高いですが、フィンランドやスウェーデンの自殺死亡率も決して低くはありません。北欧の幸福度について論じる際、自殺死亡率を無視しがちです。
幸福度ランキングは、「1人当り国内総生産(GDP)」「健康寿命」「社会的支援」「人生の選択自由度」「他者への寛容さ」「国への信頼度(腐敗を感じる程度)」の6要素によって評価されるとのことなので、自殺死亡率はあまり評価されていないようですね。
私には、自殺死亡率だけで、幸福度ランキングを全否定するつもりは全くありません。幸福度の低い日本は、自殺死亡率も高いですし。
日本の寛容さは、20年前、30年前と比較して低くなっていると感じます。ネットやSNSの炎上の沸点が低いです。自身の幸福度が低いから、他人も責めがちになります。
他人も自分も責めず、現状を受け入れて生きていくことで幸福度は高まると思います。現状を受け入れるとは、向上心を失くすこととは違います。現状を受け入れ、そこからできる現実的な方法を考え、成長していくことが幸福感に繋がります。