2023/3/27

【教えて先輩】大学時代、有意義だった「お金の使い方」は?

学生の方々へ様々な「質問」をし、同世代のリアルな声をお届けする企画「学生あるある」第8弾です。
季節の変わり目、転居や入学など新たなライフステージに立つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「あなたにとって大学時代、『一番有意義だった「お金の使い道」は?』という質問を用意しました。
第3期Student Pickerの小林陸さん池井彩花さん小倉康裕さん島碧斗さんにもお答えいただいています。
みなさんにとって大学時代、「有意義だったお金の使い道」はなんですか?コメント欄にぜひお寄せください!

大学時代、一番有意義だった「お金の使い道」は?

「海外一人旅」です。
海外旅行をしたいとは思っていたのですが、2年生になるこの春休みに思い立って、渡航費が比較的安いタイに行くことを決めました。期間は1週間。計画を立てるのが面倒だったので、細かい予定は何も決めないままリュックひとつで現地に向かいました。
直前に決めた「弾丸一人旅」だったので、安い飛行機の便を探すのも一苦労。航空チケットとホテル、観光費用など全部合わせて最終的に15万円ほどの費用になりました。慣れている人ならもっと抑えられると思います。
出発直後、トランジットは上手くいくか、体調を崩さないかなど、心配の種は尽きませんでした。しかし到着後はゾウに乗ったり値段の交渉をしてみたりと初めての経験ばかりで、現地ならではの醍醐味を味わいました。
また、日本にはない物を売るショップが乱立する風景や想像以上に立派なショッピングモールなど、タイに感じていたイメージとのギャップに驚きました。自分の目で見てみないとやっぱりわからないものです。GrabやOYOなど名前は知っていたものの利用したことがなかったサービスにも触れることができ、最高の経験になりました。
総じてどんな時も意外となんとかなること、言葉がほぼ通じず文化の違う国でも楽しく過ごせることを理解し、自分の視野を大きく広げられた良い機会だったと思います。
社会人になると忙しくて時間が取れないかもしれないので、学生のうちに行くことをおすすめします。
友人や知人との「交際費」です。大学生活では、学業以外にも多くの人との出会いや交流があります。
私は学外の団体や長期インターン先など複数のコミュニティに所属しているのですが、そこでは多くの人と関わる機会があります。出会いを通じて新たな情報・価値観に触れることはもちろん、ビジネスチャンスや実際の仕事につながったことも。一般的に見ても交際費にお金をかけることは、有意義な投資と言えるのではないでしょうか。
社会学に関心があるからかもしれませんが、個人的には色々な人と話すことで、相手のライフヒストリーを聞き取っている感覚になれるのがとても好きです。
「本」への投資です。
前提として、僕は日頃からなるべく「支出を最適化すること」を心がけています。残念ながらお金は無限にはないので(あったらいいのですが)、まとまった金額を支払う際は「現状の実力で得られるチャンスの上位10%になりそうかどうか?」という判断軸を設けています。本当に必要な支出かをこの軸に沿って精査するとともに、判断軸に該当するものには、お金だけでなく時間もフルパワーを注ぎたいと考えています。
そんな基準を持つ上で、そもそもの「現状の実力」を底上げする方法のひとつとして「本」への投資が有意義だった実感があります。ここでも支出を最適化するために、事前に購入予算を定めて予実管理をすることで、必ず予算額は使い切るようにしていました。無限に積読が捗りましたが...。ぜひ、予実管理まで含めてお気に入りの本を見つけてください!
「友人とのご飯」です。飲食代というのは何気ない出費のようですが、友人と過ごす時間に使うお金は非常に有意義だと感じます。
一人の食事だとかかるお金を気にしてしまいますが、僕にとって、一緒にいて楽しい人と美味しいご飯をお腹いっぱい食べる時間以上に有意義な時間はありません。友人との食事ではあまり値段を考えすぎず、食べたいものを食べたい分だけ食べられるようにと考えています。
自分へのご褒美にと美味しいものを一人で食べることももちろんありますが、美味しさを共有できる瞬間は当たり前のようであって全く当たり前なことではないと感じます。楽しく充実した時間は何物にも代え難いです。
あなたにとって大学時代、一番「有意義だった」お金の使い道は?ぜひコメント欄にお寄せください。今後もみなさんの「大学生活で気になっていること」「Student Pickerに聞きたいこと」など、さまざまな質問を募集中です。次回もお楽しみに!
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