はやぶさ2 「生命の設計図」の材料発見 試料から核酸塩基 北大など
産経ニュース
101Picks
コメント
選択しているユーザー
遺伝子のRNAやDNAは4種類のレゴみたいな「ブロック」を長く鎖状につなげることでできてて、そのレゴブロックが見つかった、という話です。
これまでもアミノ酸が宇宙で見つかったりしていました。
つまりこれで、生命の原材料のひとつの由来のひとつの候補が挙がったと言うことです。では、実際には何が由来なのか。また、もっと重要なのは、いかにしてその部品が集まって生命になったのか。謎を解くにはまだまだ先が長いです。
もしかしたら、その謎を解く鍵は、エウロパやエンケラドスの地底の海にあるかもしれません。もしかしたらそれらの海は、化学物質が生命へと進化する途上の段階にあるかもしれないからです。
注目のコメント
有機物が宇宙からやってきたとしても、無機物からなぜ有機物が出来たのかという根本の疑問が残りますね。
自分が若いころに衝撃を受けた【ユーリー-ミラーの実験】(※)は、太古の地球で生じた現象としてはあり得ないとして、過去のものになっていたのですね。
※ 水、メタン、アンモニア、水素の混合気体に放電すると有機物が出来ることを示した実験。太古の地球において有機物が生成した機序を示唆した。
(加筆)メタンは有機物ですね英文の"Science"誌2月24日号も、リュウグウの研究結果が表紙一面の、"SPECIAL ISSUE: ASTEROID SAMPLES" でした。覚えている限り、英文の"Science"誌で、日本が主体になった発見・研究が表紙全面を飾るのは初めて。今回の北大などの塩基発見のニュースは、また別途新しい成果だと思いますが、英文の"Science"誌の内容の方は、以前、日本語メディアで発表された情報の英語版だったのでしょうか…。