【核心】年収4年連続10%アップ。その秘密を明かそう
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当方も関わっている当社ですが、日本の重要な社会課題を解決しようとしている点が、このインタビューでも表れています。それは、「給与アップ」(賃金上昇)と「生産性向上」です。日本が直面している最大の社会課題は「人口減少社会」です。そこには「超高齢化」と「少子化」という問題が含まれています。
ただでさえ人が少ないのだから、インターネット登場以降、米国に生産性がどんどん引き離されている中で、日本にとって最重要かつ希少アセットの「人」を活かせるかは至上命題のはずです。
その人が最も幸せて、モチベーション高く働けるか、「給与」「インセンティブ」「フェアさ」にかかっていると思います。当方の著書「サステナブル資本主義」にも当社は登場しますが、資本主義の仕組みの歪みの一番大きな部分は、分配構造、インセンティブ構造が機能していないこと。だから、人は資本主義の奴隷となり、幸せでないと感じ、未来に向けて正しい判断や投資ができなくなってしまっている。
給与を引き上げることが最重要のKPIです。そして、スタートアップは何者でもないところから社会変革のリーダーとして急成長を続けていくことができるかが問われています。だからこそ、人材を生かせる仕組み、それを作るリーダーシップが求められるのだと思います。「①給料、②やりがい、③働く仲間。この3つのバランスを見ていて、どれを重視するかという比重は人それぞれです。」は非常に明快。そして、口だけでなくそれを見えるかしているのも素晴らしい。が、考えてみれば当然のようなことの気もします。
ちなみに、Netflixは社員に対して市場価格の上限を支払い、アマゾンは下限を支払うといわれています。日本の雇用では「流動性が低いから成長産業に人がいかない」という問題点がよく指摘されます。でも、SHIFTは試験を自分たちで作って他の業界からバンバン未経験者をエンジニアとして採用しています。
いつの間にか当たり前、前提になってしまっているようなことをそのままにしない。行動指針に掲げる「できないとは言わない、できると言った後にどうやるかを考える」を徹底する姿勢には圧倒されました。