仏高級ブランド「クロエ」のリセールモデルが革新的な理由
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これすごく興味深いなと思いました。ブランド品はリセールを重ねるたびにどんどん本物かどうかがわかりにくくなる...たしかに。
しっかりと作り込まれた品ゆえにお値段もはる一方で長持ちもするし、リセールでも欲しい価値もある...ここを担保してくれる仕組みがあるのはいいなと思いました、とハイブランドは中古のものでしか持っていない庶民でした汗
「仏トラストプレイスが発行するこの認証は、新品として販売された後の所有権の把握を可能にすることで、ブランドに対する信頼性と透明性を高めることを目的としたもの」
注目のコメント
製品の素材や製造情報、再販売やメンテナンス等の情報を、デジタルの力で一気通貫で管理する取り組みについては、欧州デジタル・プロダクト・パスポートを皮切りにして各製品や素材での検討が進んでいます。
確かに、ラグジュアリーブランドは再販売の可能性が高く、再販売までの移動の履歴が証明されることによる効果がわかりやすい分野だと思います。
このプラットフォームを機能し普及させるためには、プラットフォーム自体の信頼性を高めることはもちろん、所有者や再販者の協力が不可欠で、情報提供・登録をしないと高価に販売ができないという状況を社会全体でつくりあげていく必要がありそうです。大変面白い。最初から5回くらいしか着ないこと(=すぐにゴミになる)を前提に作られているファストファッションブランドの急成長の流れとどう対峙するのか。
「クロエは消費者による製品の購入と売却を、概念上ほぼ同様の手軽さにするプロセスを構築した。「2023スプリングコレクション」で発表したアイテムにはそれぞれ、米イーオン(EON)が開発したプラットフォーム上で管理するための識別子が割り当てられている。
購入した顧客は自身のモバイルデバイスでスキャンすることにより、製品のデジタルIDを通じて「素材やクリーニングの方法、製造された場所や日時、生産から販売までの移動の履歴」といった情報を入手できる。
また、ブランドやその提供するサービスに関する情報も得られるほか、現在の所有者が購入した消費者であることを証明するデジタル認証関連の情報にも、アクセスすることができる。」高級ブランドは、質=価格では無いことは確か。
機能性、質では無く、「所持する」行為・行動に価値がある。
そこを考えれば革新的であるし、普通になっていけば環境にも良いね!