トヨタ次期社長、歴史的賃上げ「恐怖に近い」
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単独で7万人の従業員がいて、平均給与が1000万円だとすると1%のベアでも来年度は確実に70億円分が利益から減ります。福利厚生を考えたら100億は掛かるでしょう。雇用規制の強い日本では会社都合の解雇は難しく、重い意思決定だと思います。
目にするニュースだけ見ているとベアや給与UPがいつでも正しいかのように思いがちですが、当たり前ですがそれを実現出来る利益あってこそ、競争力あってこそです。私自身、自分自身やその影響力を年率1%でアップデート出来ているかと考えると、一概にそんな年ばかりではありません。
注目のコメント
「恐怖に近い」は率直な言葉だと思います。賞与のように過去に報いるのは原資が見えているので構わないのですが、「昇給」は未来への投資にほかなりません。
勤める側も腹をくくって利益貢献への努力をしなければなりません。トヨタマンの覚悟が求められます。クルマ業界を下から支える人たちにぜひ思いを馳せていただきたいものです。解雇規制の緩和しかないでしょうね。
解雇できるから昇給もできる。
解雇されるから会社に貢献できるよう働く。
同じ給与で如何に働かないか、
を突き詰めるような人が得をする世の中じゃ、
生産性なんて上がるわけがない。トヨタに限らず、賃上げを「怖い」と感じるのは、この何十年もの間やってこなかった=経営側にそれを実施した経験、実施後の結果を受け止めた経験が無いからなんでしょうね。
トヨタや一般企業とは規模が全然違いますが、私も中国駐在時代に1つの会社を任され、毎年、高額のベア要求と対峙した経験から、その恐怖感わかります・・・。
ただ、「コスト」や「損益」という数字だけでなく、「人」と人の集合体である「組織」に対して、賃上げによる前向きな影響・推進力を「どのように与えるか」を考えるようにしました。要は従業員との取引ですから。