ロシア、黒海墜落の米無人偵察機の回収目指す=安全保障会議書記
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パトルシェフ氏は元連邦保安庁(FSB)で、プーチン大統領とは、1970年代にKGBの同僚だった時以来の知己で、プーチン政権の中では間違いなくトップ5に入る権力者です。
米軍の無人偵察機、MQ-9の残骸については、米軍側にも回収しようという案がありましたが、ロシア軍との衝突のリスクがあることから立ち消えになりました。
黒海のこの海域を支配しているのは基本的にはロシア海軍であり、すでに壊滅しているウクライナ海軍による回収は無理です。
すでにロシア軍が独占的に回収作業を行っており、いくつかの部品を回収しています。通常は爆破するなど破壊していると思いますが。軍事装備なのでネジ一本も重要な情報ではあります。かつてイランがアメリカの無人機を回収した際、国営放送で展示した状態の機体を放送しました。挑発でもあり心理戦と見られます。
この件でロシアはアメリカの発表に対して「燃料を無人ドローンにかけてはいないしプロペラに体当たりもしていない」と言っていますが、アメリカはどうやってロシア軍機にその妨害・撃墜をされたと結論付けているのでしょうか。
普通に考えればドローンな訳ですから各方面を警戒観察できるカメラが搭載されていて、そのカメラがロシア軍機の妨害行為を撮影し、アメリカ空軍基地で一部始終を録画していると思います。
その映像を公表すれば何が事実なのか一目瞭然なのですがそれをやらないのは、アメリカにとって不都合な何があるか、もしくはその映像の一部すら完全機密なんでしょうか。