[上海 14日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と中国EV・電池メーカーの比亜迪(BYD)は14日、電池供給巡る両社の提携終了報道を否定した。

韓国経済新聞は12日、業界関係者の話として、BYDからの電池供給契約が今年に入って期限切れとなり、それ以降テスラはモデル3の一部向けに追加の電池供給をBYD側に求めていないと報じた。

BYDはロイターに対して声明で、この報道は「実際の状況と一致していない」と否定した。

マスク氏は14日、「そのメディア報道はうそだ。テスラとBYDの関係はポジティブだ」とツイートした。

BYDの幹部は昨年6月、「非常に近いうちに」テスラに電池を供給する準備を進めていると中国国営放送に語ったが、契約は両社いずれからも発表されていない。