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素材イノベーション最前線。研究をビジネスに昇華させるには

日本ゼオン株式会社 | NewsPicks Brand Design
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    大手車載部品メーカー 次世代製品設計担当部署 課長 博士(工学)

    大学で素材開発を行い博士号を取得した身としては、素材に光を当てたこの手の記事がもっと世間の目に触れ、素材開発を目指す若者が増えてくれると良いなと感じました。

    まさに「夢の素材」として色々な用途が検討されているCNTですが、欧州ではCNT規制が敷かれ、日本発のイノベーションを潰す動きが出始めていることも知っておいていただきたいです。
    日本ゼオンさんは、こういったある種言いがかりのような規制にも、きちんとエビデンスを交えて真っ向から立ち向かっています。
    【参考】「日本発のイノベーションがつぶされる」ゼオンが欧州のCNT規制に反対
    https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/07009/

    技術で勝ってビジネスで負ける、というのが最近の日本の(悲しい)お家芸のように言われて久しいですが、是非日本ゼオンさんにはCNT技術で世界のトップランナーを走っていただきたいですね。

    なお、記事では素材メーカーとユーザーとの関係が言及されていますが、個人的には素材メーカー同士の横のつながり形成も視野に入れていただきたいと感じました。
    例えばメモリ応用のくだりで出てきた
    「単層CNTの粉を水や溶剤に分散させた液体を作り、金属を重ね合わせた積層構造の表面に分散液を塗布」
    の部分。
    例えばナノレベルの分子を溶液に分散させる技術で言えば、古くは銀塩フィルムメーカーが得意とするところでしたし、そういった技術を横展開して化粧品にまで手を伸ばした富士フイルムの事例もあります。
    また、もし日本ゼオンさんが微粒子ぶの等分散技術と塗布技術でイノベーションを起こすことができれば、その技術を横展開してペロブスカイト太陽電池のような塗布型太陽電池技術への転用なども視野に入るかもしれません。
    ある要素技術に長けたメーカー同士を結びつけ、新たなイノベーションに繋げる機関こそ日本が世界で勝てるためには必要であり、そういった目線を持つ公的機関の出現を切に望みます。
    本当はドイツのフラウンホーファーのような機関が日本にあれば良いと思いますし、産総研がその役割を担うとも考えられるのですが、いまいち機能していないとも感じております。


  • NewsPicks Brand Design Senior Editor

    「単層カーボンナノチューブ(CNT)」という素材、みなさんは聞いたことがありますか?

    単層CNTは、軽くて強く、柔軟性にも優れ、さらに電気や熱の伝導性が極めて高い。多様な領域への応用可能性を秘める、注目の素材なんです。

    そんな単層CNT量産化を担い、さまざまな領域への応用を、研究し続けているのが、素材メーカーの日本ゼオン。新しい素材が日常に溶け込むようになるまでの研究の様子を覗かせていただきました。

    新素材ともなれば、前例がないわけですから、全部を自分で実験してみないと何もわからない。中には「現象としては明らかに確認できるが、その原因が話からない」というものもあるそうで...!大学の研究機関とも連携しながら、そんな謎解きに挑む仕事一つひとつが、のちの素材イノベーションにつながっていくのかと本当にワクワクしました。

    工場内には、研究者の皆さんがふらりと立ち寄って交流や打ち合わせができる、素敵なオープンスペースも。外からはなかなかわからない研究の現場のリアルを、ぜひご覧ください。


  • WithMetis 代表取締役 理学博士(物理学)

    不揮発メモリとして高い耐久性や動作速度が速いというのは大きなメリットですね。次はメモリの微細化やクロスポイント構造の導入による集積化をして、容量をある程度確保しなければいけないというところでしょうか。

    この分野だと、インテルのOptaneがありましたが割と最近、撤退を決めました(Optaneはナノチューブでない別の不揮発性メモリが使われていました)。しかし、このような研究があるなら、しばらくしたら、「ナノチューブ不揮発メモリで高速化」であったり、「ナノチューブ不揮発性メモリでシャットダウンなしのコンピュータ生活」のようなことが実現できるかもしれませんね。
    期待しています。

    私は、大学院では、物性物理をやっていましたので、単層ナノチューブの話は(自分自身の研究テーマとは少しずれますが)周りでは、よく聞いていたので感慨深いです。


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