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経常赤字、2兆円迫る=資源高に円安追い打ち―1月

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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    ちなみに1年前の1月分国際収支は史上2番目の経常赤字であり、これは構造的な円安に発展する可能性があるのではないかと述べました。その際、「1月は季節的に赤字が大きくなる。それは行き過ぎた杞憂である」との意見を多く頂戴しました。その後、ドル円相場は114円から152円まで急騰しました。

    今回の赤字もさすがに同規模の水準が恒常的に期待されるものではありませんが、輸出に減速傾向があること、原油価格は高止まりしていること、その他サービス収支赤字が大きそうなこと、を踏まえるとやはり日本は外貨の払いが大きな国として円安傾向が続くというのが私の考えです。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    季節調整値でみると辛うじて経常黒字は維持しています。
    それでも前月からは黒字幅が大幅に縮小していますが、第一次所得収支の中でも直接投資収支が大幅に減っていることが主因となっています。
    そして、この直接投資収支というのが曲者で、単月でかなり振れ幅が大きく、例えば3カ月前にさかのぼれば、今回1月分よりも低い水準に一時的に落ち込んでいたりします。
    こうしたことからすれば、今回は季節的かつ一時的な特殊要因が重なった可能性が高いと思います。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    ちなみに過去12カ月の移動平均で見ると、経常収支の黒字は21年10月の1兆9千億円をピークに減り続け、今年1月は8千4百億円になりました。原油価格が高止まりして貿易赤字が膨らんだ2014年8月に8百億円まで落ち込んだことがありますので通年ベースで未経験というレベルでは未だ無いですが、原油価格の高騰と円安が重なって貿易赤字の拡大速度が過去にないほど急速で、サービス収支の赤字幅もじわじわ拡大し、経常収支は円安影響もあって膨らんだ所得収支にこれまでになく大きく依存しています。
    資源価格は高止まりしそうな様相ですし、金融緩和姿勢の違いと貿易赤字の拡大で中長期的な円安傾向は今後も続くでしょう。輸入に頼る資源価格が高止まりして我が国が生み出す富が海外に流出し、円安が続いて我が国の海外投資余力が落ちれば、所得収支もやがて減少に転じかねません。そうなると、日本全体が恒常的な赤字体質に陥ってしまいます。
    政府が巨額の赤字と借金を抱えながら我が国が安定していられるのは、民間が政府の赤字以上に節約し、国内で生み出した価値を広い意味で余らせて海外に提供し、我が国全体が黒字、つまり経常収支が黒字を保っているからです。月次の経常収支は変動が大きいので一喜一憂すべきものではないですが、今回の経常収支の黒字幅の継続的な縮小は、これまで以上に居心地の悪さを感じます。
    単月ベースで見ると、2021年10月に赤字に転じて以来、経常収支の赤字幅は間断なく拡大の一途です。このまま赤字が定着すると通年ベースで赤字に転落する可能性があり、上記も杞憂とは言い切れません。補助金をばら撒いて輸入に頼る資源を費消し続けている場合では無さそうな・・・  同じカネを使うなら、市場機能を最大限生かして需要構造を変化させ、エネルギーと食料を海外に頼る体質を変えることにこそ投じるべきであるように思います。そんなことを考えさせられる経常収支の動きです。(・・;ウーン


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