【図解】時価総額5兆円。「ルルレモン」の強さの秘密
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アパレルで今勢いがあるというと、SHEINを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、もっと王道的な戦い方、いいものを作って、しっかりと売って、売ったた後の関係性まで大事にする。を実践して、近年急成長しているブランドがあります。
それがルルレモンです。
ヨガウエアというイメージがあるので、ヨガに馴染みのないような方は遠いブランドのように思うかもしれませんが、北米を中心に急成長しています。
日本には8店舗で、今後日本市場も注力していくとしています。
これを機にルルレモンのユニークさを知ってもらえれば幸いです。丁寧に調査された内容がシンプルで明快なプレゼンテーションで記事化されており、ルルレモンのユニークなビジネスが理解できます。
アスレジャーのブームを牽引したブランドとされるのに自分たちはそのようにはカテゴライズしていないというのも興味深いですね。一連のマーケティング戦略がエデュケーションを含む「新しい文化創造」にもなっていたのですね。
ルルレモンが世に広めた透けないレギンスが、ほかのボトムのレギンス化を促しました。昨今、ボトムをはいてない下着だけのようなファッショントレンドがセレブを中心に広まってますが(「ズボン履き忘れてますよ」と言いたくなるような、アレです)、その流行も、ボディライン丸出しのレギンスファッションの延長にあると見ています。このブランドの影響力は大きい。ルルレモンの成長はすごいなあとずっと見ていましたが、今回改めて驚いたのはH&MやSHEINという低価格ブランドと肩を並べて上位にあること。つまり富裕層だけでなく若者を含めお金のない人も欲しがるという意味でカジュアルウェアのルイヴィトン的なポジションを獲得しています。競争が激化する中で、個人的にはルイヴィトンをお手本にした戦略がいいのではと思いますが、明日のインタビューが楽しみです。