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米政府、中国企業への輸出規制拡大-事実上の禁輸リストに数十社追加

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    かなり影響の大きい制裁ですね。
    「今回リストに追加された企業で注目すべきなのは、インスパーと中央演算処理装置(CPU)メーカーの龍芯(Loongson)だ。コンピューターサーバーを製造するインスパーは、全国的なデータセンター建設から恩恵を得ている。両社は外国製テクノロジーを置き換え、国内の技術革新を促進する中国政府の取り組みに不可欠」

    中国版のインテル(CPU製造)やデル、HP(クラウドとサーバー)になるべく育成されてきた企業です。
     リストに載ると、米国企業から製品を輸入することができなくなります。

    中国のゲノム分析最大手、BGIの子会社もリストに載ったのは興味深いですが、リストに載るということは、米国企業の技術を盗んだか、ロシアやイランなどと取引したか、ウイグル人弾圧に協力したか、といった理由があることになります。
     商務省のプレスリリースを読むと、BGIが「中国政府による少数民族弾圧に貢献した」とあるので、ウイグル関係でしょう。
     インスパーと龍芯については、「米国由来の技術を中国軍に提供した」とあります。

    https://www.bis.doc.gov/index.php/documents/about-bis/newsroom/press-releases/3242-2023-03-02-bis-press-release-37-entities-added-to-entity-list/file


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