TikTok、18歳未満のユーザーに60分の時間制限-過剰視聴の懸念に対応
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これは、スティーヴン・ルークスの権力類型で視ると二次元的権力に当たるだろう。
彼は権力を3つに分離類した。
①無理やり争点を捻じ曲げて言うことを聞かせる「一次元的権力論」
②対立する争点を裏から手を回すことで潰す「二次元的権力論」
③洗脳によって相手の希望を都合の良いようにコントロールする「三次元的権力論」である。
今回の例に当てはめれば、ティックトックを全面的に無理やり禁止することは「一次元的権力」に当たる。また、「過剰視聴はだめだよ」という最もらしい理由(本来の理由は安全保障だと考えられる)を付けて納得させることは「二次元的権力」に当たる。これらの権力は正直言ってあまりスマートな権力行使とは言えない。(私もアメリカ国民だったら従いたいとは思わない)やるのであれば、ティックトックが使いたくなくなるようにすることで国民が自律的に動くようになる「三次元的権力」の行使だ。(正直私も政策までは思いつかんが)
今後はどのようにティックトック禁止を行うのかが注目となろう。
注目のコメント
TikTokは、問題の本質をずらし、「若者の過剰視聴を制限」することで、アメリカをはじめ、主要国の制裁をのがれようとしています。
しかし、問題の本質は「個人情報」の抜き取りによる「安全保障」なのです。
しかし、この「個人情報」の抜き取りは、まるで中国だけがやってる悪い行為、と取り上げられてますが、アメリカのIT企業は、もっと前から、凄いことをしています。
Googleは、Webサイトに埋め込み、アクセス数などを調べる「Google Analytics」が、EU圏内ホームページに使われていて、その情報をアメリカに移してるとして、禁止措置を受けています。
参考URL
https://gigazine.net/news/20220624-google-analytics-stop-gpdp/
その他にも、ドイツ、オランダ、デンマークでは「Googleサービスの使用」が禁止されています。
サイバー戦争の時代。
情報をどう守り、どう活用するのかが問われる大きな機会になりそうですね。この記事を拝読して、小4になる娘に伝えると「絶対ウソだ!」と反論されました。1時間も観ていないと思ったら、それを上回っていたようで、同世代のお子さんにはなくてはならないアプリなのですね。そこでのタッチポイントからの情報は本土に全て流れているのですが、コンテンツのすごいところはそんなことお構いなしなんですよね。もはや止められない中での措置。一時的な熱狂であって欲しいです。