来年春卒業 大学生の「就活」解禁 企業の採用意欲一段と高まる

コメント

注目のコメント

• 石田 裕子

  株式会社サイバーエージェント 専務執行役員

  ・2023年03月01日

  「3月1日就活解禁」と言われてもピンとこない学生さんの方が多く、こんなに形骸化しているルールに意味があるのかという話はさておき、市場環境が激化している今、企業側は採用における競争優位を生み出し、優秀な学生を確保しようと必死です。
  「初任給の引き上げ」「年功序列制度の見直し」「社内主要ポストの公募制導入」「給与体系や評価制度の見直し」「働き方の多様化」「福利厚生の充実」「配属ガチャ・転勤ガチャの排除」などやるべきことは山積みで、逆に言うと、このような話が一切出てこないような会社は、この採用競争の波に既に乗り遅れてしまっているのかもしれません。
• 橋本 賢二

  キャリア教育研究家

  ・2023年03月01日

  今日を堺にようやく詳細な情報が表立って開示されるようになりますが、実質的にすでに解禁状態ですし、広い視野で検討すれば、最早、いつ解禁なのかすら分かりません。
  
  本音と建前の使い分けやブラックボックスな処遇は、学生に対するネガティブメッセージになります。
  大人の都合の要請よりも学生に寄り添った対応が選ばれる企業になります。
• 成田 亙

  東海学園大学 准教授

  ・2023年03月01日

  大学生たちを見ていて、現在でも就活期間が長いと感じています。
  3年の6月からスーツを着てインターンシップ。個人差はあるものの1年間就活を行う学生も少なくありません。自分たちの頃は長くても半年ぐらいだったかと思います。
  長すぎて疲れ果て、燃え尽きている学生も多いです。
  
  来年からは3年6月のインターンシップが採用につなげられるようになりますから、さらに前倒しの準備が始まるのかもしれません。
  
  通年採用や、新卒に拘らない形に変われるとよいなと思います。