子ども予算“倍増”「子ども増えれば予算倍増」答弁の裏に政府の苦悩
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子どもが増えれば予算も増える。
これは、新しいことを全く考えずに従来路線でしか政策を進めないと言っているのに等しい。政治が何のためにあるのかは、しくみを変えるためにあるわけで、予算の組み換えはもちろん、何を変えて何を新たに加え、何をやめるかを考えることです。
その意味で子ども手当26000円は、変えようとした点では評価できますし、もっときめ細かく重点を絞ってということであれば、里親制度の充実などでもいいのです。
予算を組み替えるのは、新しく行政機関を作ることと同義としか考えていないから、具体的に何をと問われても答弁できないのでしょう。要は、こども家庭庁が発足するから子ども関連予算も増えるぐらいしか考えていないのでしょう。