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対ロシア経済制裁の効果、原油の上限価格設定は「買いたたかせる狙い」ウクライナ侵攻

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    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    エキスパートたる原田さんの見解は、広く読まれるべきだと素直に感じます。裏付けるデータも豊富で、感服致します。

    原田さんは、ロシアの輸出サイドを、冷静に分析されています。他方で、私はロシアの輸入サイドを、各国の統計から分析しています。きちんと分析して行けば、対ロ制裁が「効いていない」という評価になることなど、まずありません。

    しかし、ヘッドラインだけで、紋切り型でポジションを取りたがる人たちには、こうした味がある記事は届かない矛盾がありますか。


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    朝日新聞 GLOBE+編集長

    ロシアのエネルギー分野では第一人者と私はみているJOGMECの調査課長、原田大輔さんに、ロシアに対する経済制裁、とりわけロシアの輸出総額の半分以上を占める石油・天然ガス部門についてうかがいました。

    経済制裁は効いていないのではないかとの指摘もありましたが、原田さんの分析をうかがうと、そんなことはなく、やっぱりロシアにとって、特に今後はかなり効果的な手法が欧米によって繰り出されているようです。

    特に最近発動した原油に対する上限価格の設定は、なかなかに巧妙な仕組みになっていて、欧米が禁輸しても、ロシアの「友好国」、中国やロシアなどが買ってしまうという、「抜け穴」があるという問題を、中国やインドにむしろもっと安く買わせるように仕向けることで、ロシア産原油が売れても価格低迷によりもうからない、というかたちに持ち込んでいるようです。

    少し長い記事ですが、前回同様、分かりやすい解説ではないかと思います。

    ちなみに前回インタビュー(侵攻開始後間もなく)はこちらです

    ウクライナ侵攻のロシア、経済制裁は有効?石油禁輸、ノルドストリーム2…本当の恐怖
    https://globe.asahi.com/article/14576060


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    >発動の結果、実際どうなったかと言えば、ロシアの1月の原油輸出量は15%増えてしまいました。これは制裁が適用される前の「買いだめ需要」が生じたこと、さらには措置発動によるディスカウントへの圧力、つまりは「買いたたき」が起きており、さらに安くなったロシア産原油に買いが集まった結果と考えられます。

    実際の輸出価格は制裁上限の60ドルをはるかに超えて、平均74ドル、高い所で82ドル/バレルで取引され、制裁の価格抑制効果はまだないという研究結果が出ています。ウラル原油価格指標が下落したからと、制裁効果をアピールするのはまだ早いなという気がします。

    コロンビア大学のタニア・バビーナなどの研究チームによるレポート
    制裁発動後の4週間にロシアから輸出された石油価格を関税データなどから計算すると、ロシアからの原油輸出の平均価格は74.49ドルで、ESPO原油など太平洋から中国等に輸出されるものは82.24ドルだったと報告。
    https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=4366337


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