SAP生え抜き社長が語る「生え抜き社長」の弊害
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評価をグローバルで統一していることに関して、ローカル色は全く入れていないのか?というのは、どれだけ力を発揮できるかは環境によって変わり、転職して活躍できる人も活躍できない人もいる。それを考えれば、ビジネス環境においても、各国ごとの特徴はやはりある。日立なども入れているが、最近のグローバル人財管理プロセスのなかで、そのバランスどうしているのかとても気になる。
なお、ITは技術も変わるし、それゆえ企業の新陳代謝、人財の流動性が高い。逆にグローバルで昇進は内部のみという会社は、GEやP&Gとか成功している企業で結構ある。カルチャーの徹底など、成功しているフェーズではその強さがある。一方で、逆回転したときはカルチャーが逆に課題になるのが実際だろう。グローバルで統一されたタレントマネジメントの仕組みは、色んな企業が導入しようとしてなかなかうまく進んでない状況。SAPの「人に対するフィロソフィー」はとても興味深い。社長に就任した翌週にやったのが「後継者を決めること」というのも面白いですね。