半導体生産、シンガポールで熱 需要回復に備え
日本経済新聞
16Picks
コメント
注目のコメント
シンガポールは、製造業の中で半導体が成長することを30年前から理解しており、グローバルファウンドリーズやマイクロン、UMCがすでに半導体工場を構えています。ソイテックはスマートカット技術で低コストでSOIウエハーを作れる能力があります。GFにウエハーを供給します。アプライドは、半導体メーカーに納める製造装置を組み立てます。シンガポール政府は半導体がテクノロジーのカギとなることを知っていますので、外国の半導体メーカーを誘致してきました。今後もその方向は変わりません。
SOITECは主なユーザーであるGFの生産ラインがシンガポールにあるので需要地の近くに製造ラインを建てるのでしょう。
シンガポールは以前から国が主導して3D実装関連のコンソーシアムを立ち上げて研究拠点を設立しており、ハイブリッドボンディング等に関連した装置メーカーを誘致してきた背景があります。日本でも似た取り組みを始めようとしていますがちょっと出遅れた感はありますね。今年の半導体業界の景気として半導体自体は4%程度、製造設備は20%程度落ち込むと言われていますが、早ければ年末にも回復してくると言われていて、すぐに増産できるように半導体工場関連の土地取得や建物の建設が引き続き行われています。シンガポールは物流も良く、英語も使えて、また自然災害も少ないことが魅力です。