ウクライナ大統領、対ロシアで団結呼び掛け=ミュンヘン安保会議開幕―米中会談も焦点
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ミュンヘン安全保障会議は、1963年以来、毎年2月に開催されている、安全保障をテーマとした会議です。
従来、それほど多くの各国首脳が集まるほどの会議ではないのですが、2014年にロシアがウクライナのクリミア半島を占領して以降、欧米の首脳や外務大臣などが集まって、ウクライナ問題をはじめとしたヨーロッパの安全保障について話し合う場となっています。
東アジアの安全保障についていえば、毎年シンガポールで開催されるシャングリラ・ダイアローグが、そういう場になっています。
今年は、中国共産党中央外事工作委員会弁公室主任の王毅氏(外務大臣よりも上の、中国の外交部門のトップ)も出席します。
王偉氏は、その後ロシアに向かいますが、ウクライナ問題において、中国が少なからぬ存在感を示しうる機会になります。
中国にとって良い方向になるか悪い方向になるかは、王偉氏次第ですが。
日本からは、林外務大臣が出席します。
日本は今年のG7の議長国であり、そのままミュンヘンで開催されるG7外相会議の議長を務めます。