1月貿易赤字、過去最大3.5兆 資源高、円安で輸入膨らむ

コメント

注目のコメント

• 唐鎌 大輔

  株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

  ・2023年02月16日

  輸入減少を円安と資源のピークアウトから説明するのがここまでのトレンドではあり、それ自体は事実です。1月は例年赤字が膨らみやすいという季節性もあります。ただし、これからの日本の貿易は輸入減少と入れ替わりに輸出減少も警戒されるというグローバル要因も捨て置けず、その始まりではないかという目線も捨てきれません。しつこいようですが、2023年をやたらと円高の年として喧伝する昨年来の風潮は貿易統計を軽視し過ぎだと思います。
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2023年02月16日

  季節調整値で見れば、円高により輸出入金額とも減って、貿易赤字は前の月からほぼ横ばいです。
• 岡田 マサヒト

  公認会計士 / 合同会社WIZM 代表社員CEO

  ・2023年02月16日

  元データにあたると輸入は石炭やLNGの拡大で冬季に拡大する発電需要による増加が見られます。
  一方、輸出は年始の営業日数の関係で少なくなるトレンドがあり、結果的に過去最大の赤字になっている模様。
  https://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/gaiyo2023_01.pdf