[ワシントン 15日 ロイター] - 米下院司法委員会のジム・ジョーダン委員長(共和党)は15日、アルファベット、アップル、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフトの最高経営責任者(CEO)に召喚状を送り、言論の自由に関する書類と連絡記録の提出を求めた。

ジョーダン氏をはじめとする保守派議員らは、トランプ前政権時代にこれらIT5社が保守派の言論を抑圧し、バイデン政権移行後は同政権とも結託したと批判している。ホワイトハウスと主要IT企業はこの指摘を退けてきた。

マイクロソフトとメタは、既に書類の作成を開始したと説明。他の3社は現段階でロイターのコメント要請に答えていない。

ジョーダン氏は書類提出の期限を3月23日とした。同氏は昨年12月にもこの件で5社に書簡を送ったが、当時は司法委員会の委員長ではなかった。昨年11月の中間選挙の結果、共和党は今年1月に下院過半数を奪取し、ジョーダン氏が同委員長に就任した。