バイデン氏、数日中に演説か 中国偵察気球含む飛行物体巡り＝関係筋

コメント

注目のコメント

• 小谷 賢

  ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス（LSE, ロンドン大学） 客員研究員

  ・2023年02月16日

  米国としてはウクライナにおいてロシアと対立している以上、中国との更なる対決は望むところではないだろう。いずれにしてもボールは米国側にあり、中国に対してさらに厳しい態度を取るのも、手を差し出すのも米国次第だ。そこでバイデン大統領の演説に注目が集まる。
• 加藤 嘉一

  楽天証券経済研究所 客員研究員

  ・2023年02月16日

  気球が米中対立、地政学リスクを巡る新たな火種、引き金になっています。
  
  中国側も「昨年5月以降、米国が米国発で高い高度に飛ばした気球が世界各地を長時間飛行し、中国政府の許可を得ていない状況下で、少なくとも10回以上、中国や関連国家の領空を違法に通過した。米国側はこの行為を徹底調査し、中国側に説明すべきだ」（2月14日、汪文斌外務省報道官）と反撃に出ています。
  
  習近平氏が米国偵察気球を含む飛行物体を巡って演説することはないでしょうが、気球を巡る戦略的相互不信が米中外交関係、首脳外交、ハイレベル対話にどう影響していくか、注意深く見ていく必要がありそうです。
• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2023年02月17日

  バイデン大統領は共和党対策の観点からも、米国領空の無許可の気球は全て落とすと言わざるを得ない。バイデン大統領を追い込んでしまう中国の対米外交の稚拙さが目立つ。