シニア女性向け雑誌の「ハルメク」、東証グロースに3月上場
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ハルメクは20年にノーリツ鋼機からMBOして、今回の上場承認まで成長を拡大してきました。50代以上の女性をターゲットに物販、コミュニティ事業へと拡大することで今でも雑誌の部数・WebのPVともに伸びているのがすごいなと思いました。
想定時価総額は158億円で旧臨報方式で欧州・アジア投資家にも株式を売り出す予定です。ほぼ全社員が株式を保有しているというのもすごいですね。
EDINET 有価証券届出書:https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/WZEK0040.aspx?S100Q96Bメディアを使った物販。その意味でクラシコムやほぼ日と似ている。
ではこの3社どんな感じかというと…
クラシコム(2022年8月上場)
売上52億円、EBITDA8.5億円、時価総額90億円(上場時110億円、上場直後の最大の時に135億円くらいだと思う)
ほぼ日(2017年3月上場)
売上60億円、EBITDA4億円、時価総額70億円(上場時52億円、ピークの2018年半ばで150億円くらいだと思う)
ハルメク
売上約240億円(3Qまでの数値を4/3倍、結構直近成長)、EBITDA20億円、想定時価総額160億円
成長率とか顧客プロフィール(特にWebが成長していて、そこの中心年齢は40代半ば未満、下記のP18)を考えると他社よりは魅力的だったり妥当なバリュエーションに見える。
Iの部
https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/cg27su00000012fq-att/03halmekholdings-1s.pdfシニア女性をターゲットに「雑誌」の販売を伸ばし東証グロース上場。
すごいですね。
店頭の雑誌が売れ行き好調というよりかは、WEBを軸に認知を広めて、雑誌になじみがある世代がWEBから雑誌を購入する座組で伸びている印象です。(サイトの作りとして)
雑誌と通販カタログは相性がよさそうですので、定期で雑誌を購読を開始すると通販サイトも伸びるという、クロスセルに近い手法でスケールしていそうです。
つまり、「雑誌」をスケールしている要因に「WEB」があるのは間違いないでしょう。
勉強になります。
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