価格競争の勝者は?イオンすら危うい食品スーパーを消滅に追い込む「強敵」とは
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各スーパーが仕入れ価格高騰、電気代高騰を価格転嫁しきれず苦しい状況の中、「来店動機」として食品を利益度外視で扱うドラッグストアの存在が更に圧をかけている状況。
>このフード&ドラッグは、ドラッグストアと言っても、その売上の5~6割が食品であり、食品を採算ギリギリの低価格で販売することで集客し、利幅の取れる化粧品、医薬品をついで買いしてもらうことで収益を確保する。
各スーパーにおいては、価格競争以外の来店動機をつくるための商品ラインナップの強化、更なるコスト削減に迫られていくのではないでしょうか。
特にコスト削減の中でも、原価にインパクトがある「食品ロス削減」については、社会的な文脈だけではなく、経済的な文脈で取り組みに積極的になる企業が増えてきた印象があります。客観的に見てもドラッグストアで生鮮品がそこそこ品揃えがあってかつ安ければ便利なので行きたくなります。
子育て中の方なら子どもと遊ぶ目的でGMSに行くついでに買い物したり、野菜や肉のクオリティを大切にするならSMの方がよいという選択肢になるが、DSはメジャー製品は普通に揃いPBで生鮮品の中でも毎日消費するものが安くなるので、コスパ、タイパ重視な方ならDSは大変ありがたい。
地方では車で買い物が基本。SMで生鮮品買ってすぐ近くのDSで他の安いものを買うという消費行動はそこまで苦に感じないドラッグストアに必要最低限の食材があると単身世帯はスーパーとの差を感じないはずです。そうなると食品を利益度外視でこられて来店動機にしてくるドラッグストアの存在感がより強まってくるはずです。