トルコ・シリア地震、死者3.7万人超、発生から1週間 被災者支援に重点
コメント
注目のコメント
瓦礫を取り除いて生き埋めになった人々は、当分続けられざるをえません。死者でも放置しておくわけにもいきません。まだ何万人といるでしょう。
これから、仮設住宅、当面の燃料や食料の供給、その後は壊滅したインフラの再建、学校や病院、住宅の再建など、数年がかりの事業になります。
被災地は、いくつかの都市はあっても、山岳地帯の村も多く、トルコの経済の中心地とはいえない地域です。そういう地域で、どれだけ優先してリソースを割いて復興していくのか、そのための増税はするのか、トルコ政府は判断せねばならないことになります。
トルコは救助活動が圧倒的に多くて、シリアは放置されたままといえるくらい救助も支援も少ない、とよくいわれていますが、諸民族の独自武装勢力が割拠しているシリア北部は、諸外国からの支援も入っておらず、実態もよくわからないままです。把握されているよりも、被害はずっと大きい、というのは、確かです。