(ブルームバーグ): ソフトバンクグループは9日、傘下の国内再生可能エネルギー事業を豊田通商に売却することで合意したと発表した。

発表資料によると、SBエナジー(東京都港区)の株式85%を売却、豊田通商の子会社となる。ソフトバンクGは15%の株式を保有し、今後両社は再エネの共同開発や電力供給調整事業などでの協業を検討するという。

SBエナジーは東日本大震災の発生をきっかけに、2011年10月に設立され、国内で太陽光や風力発電の建設・運営を手がけてきた。海外でも、モンゴルのゴビ砂漠で風力発電所の建設実績がある。

豊田通商の広報担当者によると、買収完了は4月以降の予定だという。取引金額についてはコメントを控えるとした。

(4段落に案件の詳細を追加、記事を更新します)

More stories like this are available on bloomberg.com

©2023 Bloomberg L.P.