2023/2/9

【決算解説】BASEが「初の売り上げ減」。我慢の転換期に突入

NewsPicks 副編集長
ネットショップの開設サービスを手がけるBASE(ベイス)が、転換期を迎えている。
同社は2月8日、最新の通期決算(2022年12月期)を発表した。急成長を続けてきた同社としては初の売り上げ減少(減収決算)となった。
コロナ禍のEコマース需要を取り込んで急成長したBASEで、何が起きているのか。
最新の業績データや新たな経営方針をコンパクトに解説する。
INDEX
  • 有料プラン追加で「減収」
  • 伸びる「オンライン決済」事業
  • GMV目標撤回→「筋肉質」に

有料プラン追加で「減収」

BASEの2022年12月期は減収決算となり、赤字も拡大する結果となった。
【2022年12月期の業績】
売り上げ:
97億円(−1.9%
営業損益:15億円の赤字赤字拡大
最終損益:17億円の赤字赤字拡大
 *カッコ内は2021年比