【決算解説】BASEが「初の売り上げ減」。我慢の転換期に突入
- 有料プラン追加で「減収」
- 伸びる「オンライン決済」事業
- GMV目標撤回→「筋肉質」に
有料プラン追加で「減収」
【2022年12月期の業績】
売り上げ:97億円(−1.9%)
営業損益:15億円の赤字(赤字拡大)
最終損益:17億円の赤字(赤字拡大)
*カッコ内は2021年比
【2022年12月期の業績】
売り上げ:97億円(−1.9%)
営業損益:15億円の赤字(赤字拡大)
最終損益:17億円の赤字(赤字拡大)
*カッコ内は2021年比
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決算短信だけ見ると、なかなか厳しい業績でした。NewsPicksの動画番組『デューデリだん!』でも取り上げたBASEですが、その時から、新しい有料プラン導入、売り上げ減少など大きな変化がありました。
オンライン決済のPAY.JPが伸びていて、2〜3年後には、そちらがメインになるかもしれません。
【追記】決算を受けた今日(2/9)午前の株価は、9%以上上昇しています。投資家の評価は少しは良くなったようです。
cf. 🎥「BASE」の急成長は本物か?(2021年4月)
https://newspicks.com/news/5735337
コロナ禍の巣ごもり消費への対応として、多くの小規模な事業が格安で開始できるBASEのネットショップサービスを利用してきました。
それが最近ではコロナ禍も落ち着き、競争環境も厳しくなってきているため、ネットショップサービスが将来的に大きく成長する絵を描きづらくなっていると理解をしています。
それでも、二つ目の事業として決済サービスが育ってきているのはすごいことですが、その決済サービスの成長率が鈍化しているところは気になります。さらなる成長の柱が必要になているようにも読み取れました。
競合に勝つためには価格を変更せざるを得ない、という状況で価格政策を変更しましたが、売り上げが減少。解決策は、総流通量を増やすこと。新規社数を増やし、既存マーチャントの売り上げアップの施策を実施することです。
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