教員免許、4年制大学でも最短2年で取得可能に…短大向け「2種免許」の教職課程を新設へ
読売新聞
26Picks
コメント
注目のコメント
「教員の仕事の範囲を明確化」し、「教員の給与を実態に合わせて支給する」ことを実行したら、教員希望者は増えると思います。多くの人にあまりにもブラックな仕事場と認識されてしまっているので、それを払拭する施策を最優先にすべきでは。
教員という存在がプロフェッションからどんどん遠くなっているような気がします。
ただでさえ、今までも大学で教職の授業を履修し、単位を取れば教員になれるといった具合だったのに、これが最短2年で取れるとなると、教員の質を担保できるのかどうか疑問視せざるを得ません。
もちろん、大学で教職を取ることで大きな負担が学生に伸し掛かるというのは、近年の教員数減の一つの要素かもしれませんが、それを解消することが本質的な問題の解決に向かっている気がしなくて、少しモヤモヤしてしまいます。他にも解決すべき課題はありますが、間口を広げる改革が一つ進んだこと自体には賛成です。
ただ、そもそもとして、短大で2年で2種免許とれるのに、4年制大学では2種免許取得できないのっておかしな話です。その不公平な制度が修正されただけのマイナーアップデートのようにも思います。
なお、私は免許取得のためだけに教職課程を長くすること(専門職大学院必須にするみたいな話が2010年頃まではあった)には反対です。大学の中に長くこもって勉強しても学校の先生としての専門性は磨かれません。それより早く学校現場に出て、OJTとOFFJTを繰り返す方がよほど効果があると考えています。教職課程だけに頼らない、教員の育成プロセスの見直しこそが本丸です。