ドイツ、旧式戦車の輸出許可 レオパルト1、ウクライナへ
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戦車の輸出を決めたは良いが、すぐに戦車がじゃんじゃんウクライナに届くというわけではない。これから各国が輸出管理のプロセスを経て動いていくことになるので、少し気長に待つ必要があるだろう。
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このベルギーの企業家は、8年前に廃棄処分となったこれらのレオパルト1を、1両200万円ほどで買い取りました。
ベルギーの倉庫に眠る大量の戦車、国内で議論呼ぶ 他国政府からも関心
https://twitter.com/ReutersJapan/status/1621067582500655105
今回、ウクライナ軍に対して、欧米諸国がレオパルト1を供与することになったことで、これらのレオパルト1は、数倍、ことによると数十倍で買い取られて、ウクライナへ送られます。
このベルギーの企業家は、非常にリスクの高かった投資をして、非常に大きく勝ったことになります。
ウクライナで戦争が起きて、ドイツがレオパルト1の供与に同意せざるをえない、という状況にまでならなければ、ただの鉄クズで終わったところです。
ウクライナは、戦車大国ロシアと長期戦を継続するうえで、戦車の数が絶対的に足りていないので、旧式であろうと、他のメーカーの戦車と部品が違って修理やメンテナンスがむずかしくなろうと、とにかく数が欲しいでしょう。戦場での優劣ばかり語られますが、戦争も政治の一部だとすれば各国の政策についての議論があってしかるべきかと思います。
リンクは老舗シンクタンクであるランド研究所の先月のレポートですが、同意不同意は別にしてこういう視点もあるんだなと思考をめぐらすのが「意識高い系(笑)」ではないでしょうか。
https://www.rand.org/pubs/perspectives/PEA2510-1.html
pdfで読めます。