アップル、デザイン責任者の役職廃止へ-アイブ氏退社から3年で転換
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>ジェフ・ウィリアムズ最高執行責任者(COO)の直属となる。同社は勤務年数の長いデザイナーグループの役割も拡大するという。
デザインが、実践に同期したと考えるか、
アップルにとって、デザインすることの意味あいが変わったのか。
能力ある人を惹きつけ続けられるでしょうか。
注目のコメント
ジョブズ亡き後、既にデザインは後回しにされてきていた。Appleパークくらいだろうか、その異常なまでの拘りが発揮されたのは。50億ドルかけて建てられた本社は本当にクレイジーなAppleのミニマルデザインが通底しておりトイレですらミニマル過ぎて使いづらいという。透明すぎるガラスドアに顔をぶつけて鼻血を出した従業員も何人もいると聞く。
Apple WatchもAirPodsも大成功してきたが、だからと言ってデザイナーの飽くなきこだわりがプレゼンで話される機会も減ってきていた。素材にこだわるIDの話、結構好きだったんだけどな。
一方で増えたのはスペックや使い勝手の話が多く、革新的なデザインがいかに人々の暮らしにフィットするのか?という痺れるようなプレゼンは無くなって久しい。
オペレーションがトップとして決めるとなれば、価値判断基準はよりブレることになる。ジョニーアイブが好きでAppleの本もよく読んでいました。
元々アップルのデザイン部門に強い権限を持たせたのは、ジョブズがジョニーに自由にデザインできる環境を作るためでした。
この特殊な環境のおかげでアップルは素晴らしい製品を産み出してこれました。
ジョブズが亡くなりジョニーアイブも退社したので、力が無くなるのは当然の成り行きかもしれません。
ここまで大きくなったAppleに強い力をもつデザイン部門は必要ないのでしょう。
そういった社内の動きは製品に必ずでてきます。
もう革新的だと思う商品は出てこないかも知れませんね。Apple製品が売れている理由の一つがデザインであるのは間違いないだろうけど、社内の組織体制やデザイン責任者が誰かなんて、大多数の顧客は意識すらしたことないし、その必要もない。
政策より政局を見ているようで、あまりニュースバリューを感じない。デザインの中身や哲学がどう変遷しているかの方を掘り下げてほしい。