中国からの黒船EV「BYD」はどれだけ日本市場で売れるのか
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日本での事業展開は相当長い道のりと見込まれていて、販売の実績より販売開始の事実で、BYDの最大市場である中国で「日本市場進出」「グローバル展開」のBYDとのイメージを宣伝したい狙いが大きいでしょうね。
早速、中国メディアでの宣伝記事が出されました。
https://new.qq.com/rain/a/20230202A00PR300
「電気化が遅れているトヨタ、ホンダ、日産に衝撃を与えた」とか。。2000年代にそれなりに出来の良かったヒョンデ(現代)のクルマは日本では全く売れずに撤退しました。
昨年からヒョンデはEVで日本市場に再挑戦しているが、販売店は持たずに「オンライン販売+協力整備工場」という身軽な体制を選択しました。日本市場自体の規模を考えても、ビジネスより「意地」で入れてきたと感じます。
昨年末に「インポートカーオブザイヤー」を獲得して一定の成果があったのかもしれません。
一方、BYDは販売網も構築しての本格参入。EVインフラの整備ができていない市場でよくそんな決断ができたと思う。何某かの勝算があるのか、販売以外の別の戦略があるのか…私には全く分かりません。
普通に考えれば売れない。逆に言えば、多少なりとも売れたらニュースです。中国からの黒船は無いと思う。BMWのステータスロゴに似せたロゴを作ってクレームを受けた企業だ。
数台でも売れれば、品質ハードルが高い日本市場に参入出来たという宣伝目的があるのだろう。
一方で、動くスマホと言われるEVなので、中国製スマホを排除している時に、何故中国製EVはOKなんだというハードルもある。また、それ以上に中国への半導体規制がかかるので、EV作りに必要な車載半導体の影響もありそうだ。