中国のEV最大手「BYD」 きょうから日本での販売開始
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中国は1958年に締結された「国連の車両等の型式認定相互承認協定」という多国間協定に参加していない。
つまり、中国車は日本や多くの国で正式な型式認定を取る事はできない。(コレは日本に限らず、欧州も同じ)
しかしながら、日本についてはPHP(輸入自動車特別取扱制度)があり、同一型式で年間2000台までは輸入できる。
(現在は5000台に拡大されてますね、失礼)
ATTO3このPHP制度を利用して輸入します。
例えば、ヒョンデIONIQ 5は月平均100台程度の販売実績(年間1200台以下)なので、そのレベルならPHPでも充分と言えば充分。
BYDの狙ってるパイは最大でもその辺りです。
そこまで売れるかどうかは別にして、
正直、年間1000台も難しいのではないかと。
となると、100店舗を用意する予定とのことですが、果たしてビジネスが成り立つのかどうか。
個人的にはATTO3のスポーツジムをモチーフにした内装デザイン(ダンベル風の意匠など)のセンスは、ちょっと理解できない、とは思ってます。
その造形に機能的な必然性が無く、ダサい。東京オートサロンで実車を見ました。一見した質感はかなり高く感じました。自動車評論家の知り合いもそう言ってました。
さて、どこまで売れますか。米国政府はBYDノースアメリカを中国政府と何らかの関係があるとして、公共バスの補助金対象から外している。もし米国政府が同社を取引禁止の対象であるエンティティリストに掲載すれば、日本も自ずとそれに従わざるを得なくなるので、日本市場でのビジネス云々という話ではなくなってくる。潜在的、政治的リスクがあるということは頭の片隅に置いておかないといけない。