長野の雪崩で米スキーヤー死亡か 15年世界選手権優勝者―NBC
コメント
注目のコメント
このスキー場に長期滞在中なので、現場の状況を伝えると…
バックカントリーの場所としては割と知られており、ガイド付きのツアーなどもあります。スキー場外でのスキーと言っても、海水浴場外でのシュノーケルやガイド付きのダイビング等もあるように、通常の野外アクティビティの範疇だと思います。(自分はバックカントリーには行きませんが)
ただし、野外アクティビティには、山の天気や海の状況を見た上で、リスク判断が必要です。当日は、連日の大雪と寒さで雪崩のリスクが高く、地元のバックカントリーに通う人たちの中では「絶対に行かない日」だったようです。
なので、この事故を冷静に見るとリスク判断を誤ったということだと思います。しかし命を失ったことには変わりなく、お悔やみ申し上げると共に、愛好家の中で教訓となることを願います。Pickされているコメントを読んで、最近多く報道されているこのようなスキー事故は、スキー場の中で起きたものか外で起きたものかに注意する必要があると気づかされました。
この記事では、「バックカントリー」と表現されていますが、スキー場の区域の外で起きた事故という認識がまずは重要と言えます。
要は、
勝手に(自己責任で)乗鞍岳の山の中を滑って、雪崩に遭遇した事故ということです。
記事は雪崩事故に遭った外国人がプロスキーヤーだった(ようである)という事象を伝えるだけのものですが、
読み手の教訓としては、
世界選手権で優勝するようなプロスキーヤーであっても雪崩という自然現象から逃れることができなかった。それだけスキー場の外(≒バックカントリー)を滑るには注意と責任と相応の準備が必要だ。
ということだと思います。
事故に遭われたスキーヤーが記事の通りのプロスキーヤーだったとすれば残念なことと思います。(別の方だったとしても悲しいことではあるのですが)【バックカントリーとは】。
「バックカントリー」はスキー場の敷地外にあたり、私有地ではない誰もが利用できる山岳エリアのことで、滑走は禁止されていません。
ただ、危険な箇所もあるため注意を呼びかけているスキー場もあります。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20230130/1010025446.html
高所登山と同じで毎年死者は出ているようです。こういうリスクのあることは多様性のあるチームを組んでやるものです。押し引き間違ったら死亡、凍傷による切断など数々のリスクがありますね。