チュニジア議会選、投票率11% 決選投票も、政治不信深刻
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チュニジアはフランスのように、選挙は2段階であり、1回目は投票率が30%ありましたが、2回目投票は11%でした。
2021年に、サウディアラビアとUAEの財政支援を受けた大統領が、議会第1党のムスリム同胞団系政党、アン=ナフダーを排除するために、議会を停止しました。
その後、2022年12月に選挙が行われることになりましたが、アン=ナフダ―を含むほとんどの政党が、イスラーム派もも社会主義政党も、選挙をボイコットして、立候補していません。
その結果、大統領が新しくつくった与党(7月25日運動)ばかりが当選する、というのが第1回投票の時点で明らかになっています。
それでも、投票率11%というのを正直に発表するのはまだましで、これがシリアや北朝鮮なら、本当は11%でも、投票率99%とか発表するところです。あくまで比較の話で、下には下がいる、という話ですが。