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日本とロシアの間の漁業協定は、3つの協定から成ります。
1. 日ロさけ・ます漁業交渉(2022年4月22日妥結)
2.日ロ地先沖合漁業協定(2022年12月27日妥結)
3.北方四島周辺水域における日本漁船の操業に関する協定
  (ロシア側が交渉拒否)

毎年、この3つの協定について、具体的な漁獲量割り当てや操業範囲で交渉します。
 3つとも妥結しなければ、北方4島周辺での漁業はできません。

3つの内、2つまでは、妥結していたわけです。
 これは、あと少しで3つとも妥結できるところだった、ということではありません。
 「もう少しで手が届く」と見せかけて、日本政府に交渉に執着させて、譲歩を引き出すためのロシア側のテクニックです。
 かなりわかりやすい交渉のテクニックですが、日本政府などは、簡単にひっかかります。

ロシア政府は、今こそ「誠意を見せろ」と示唆しています。
 G7の合意を破ってロシアから原油や穀物を買う、ということでもいいし、G7での合意を破って金融決済をできるようにしたり、ロシアの戦争継続に必要な物資を輸出する、といったことです。
 他のG7諸国は、こんなエサではまずひっかかりませんが、日本はチョロい、ということをロシアはよく知っています。

「あと少しで手が届く」と思って飛びついてくるカモには、エサを引き上げて、さらに追加の「誠意」を出すように示唆するのが、ロシアの常套手段です。
 暴力団に融資のお願いをしに行くようなものなので、まずやめておいた方がいいです。
やはりきたか。ロシアの隣国で嫌なことを経験しなかった国はない。漁業権や安全操業を人質にとって、報復にでてきた。ロシア通の政治家がいたらモスクワに派遣して、報復は日露友好の趣旨に反すると伝えてもらおう。
「ロシア外務省は、日本が「敬意」を示さない限り状況の改善はないと明言」って、今のロシアに敬意を示すというのは難しいよ…。戦争とは関係なく対等な交渉をしようと言うことなんだろうけど、その条件が制裁解除などだとすればお門違い。