[パリ 27日 ロイター] - フランスの名門大学、パリ政治学院(Sciences Po)は27日、人工知能(AI)を使ったチャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」の利用を禁止すると発表した。不正行為や盗作を防ぐことが目的とした。

学生と教員に宛てた電子メールで、課程の特定の目的を除き、使用を明確にせずに論文やプレゼンテーションのためにチャットGPTを利用することを禁止する方針を通知。チャットGPTに加え、AIを使った全ツールを禁止する。ただ、使用をどのように追跡するかは明確にしていない。

報道によると、米ニューヨーク市やワシントン州シアトルの公立学校の一部もすでにチャットGPTの使用を禁止している。