実は「コスパが悪い」国公立大学ランキング…東大よりも「おトクな大学」があった!
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最もコスパの悪い大学として母校が選ばれてしまいましたw ビルマ語がビジネスの需要がないという表現がありますが、物事は考えようです。ビルマ語が需要がないという記事の指摘は、数量的にみればそうですが、必要なところでは絶対に必要です。確かに学生のなかには対象にそこまで興味を持てず、先行語学を生かした就職を全員ができるわけではないということは現実です。
私が専攻したマレーシア語も英語が通じるので不要だとさんざん言われましたが、母校では東南アジア広域や新興国全般の教育、その他の言語の選択も幅広くできるます。そもそも論として、東外大の教育は、ジェネラリストというよりも、ニッチな需要が存在する地域スペシャリストとなることで価値が高まっていると思います。また、東外大はフリーランス翻訳者であったり、海外就職で日本や卒業生の統計として載りにくい人たちも多くいるので、ここに掲載された平均年収がそのままの実態だとも言えないのではないかと思われます。
また、表現を気を付けなければいけませんが、男女比が男3対女7ぐらいの大学という特殊性もあります。これまでの日本の制度では女性のキャリア形成については、様々な課題があるため、結婚や出産を機に退職したり、仕事量をセーブする昇進を見送るということも発生しています。これも平均年収という金銭的価値に影響していると思います。ただし、語学力があるがゆえにパートタイムであったり、契約ベース、フリーランス、個人事業主、起業という選択をとり活躍している女性の同窓生もおり、この語学であればこの人を置いて他にはいない、というレベルの人も少なくありません。
総量として多くはない需要の言語でも、指折りのプロフェッショナルとなれば、ほぼ独占ないしは寡占状態で途切れることなく仕事がはいるものです。
コスパという金銭的価値だけでは測れない、ニッチ分野で唯一無二の存在になるような卒業生も少なくありませんので、少々特殊な大学だと思います。
ちなみに、外大的にはビルマ語よりも、ラオスやカンボジア語の方が人数は少ないです。私が所属していたマレーシア専攻も15人定員でしたので、倍ぐらいの学生がインドネシア語やタイ語の存在感を感じたものです。
外務省では数年の一人のマレー語研修になりましたので、コスパが良いのか悪いのか・・・国公立ではないが、私立薬学部で退学率(留年率ではない)40%超という大学が3校存在する。
https://www.yakuji.co.jp/entry100763.html
高い学費で薬剤師資格はおろか、大卒という学歴も手に入らないとはコスパ最悪ではなかろうか。薬剤師を目指す学生さんは、学校選びに注意。ランキングには興味がないのでさて置くとして、「進振り」は別に過酷な制度ではないと思います。入学してから、前期課程(教養学部)で学ぶ中で、教授と話したり先輩の話を聞いたりしながら、興味を持った学部・学科を選べるというのは、寧ろ合理的ではないでしょうか?
確かに理IIから医学部に進むのはハードルが高いですが、経転(文II以外から経済学部へ進学)、法転(文I以外から法学部へ進学)はそんなに珍しくありません。私自身も変えました。
入学後に学部を変えられる制度、他大学でももっと導入したら良いのにと思います。