自己肯定感は「低い」ほうがいい? 「自分は駄目だ」と落ち込みやすい人への心理学者からのアドバイス
コメント
選択しているユーザー
フィードバックの返し方も、同じように筋トレのように練習で良いフィードバックを返せるようになります。人は、普段から割と指摘や改善ポイントとしてのネガティブ(とも限りませんが)フィードバックは返すことに慣れていても、良いところ感謝、褒めるポイントとしてポジティブなフィードバックを返すことに慣れていない人は、黙っていても伝わるはずとか、態度で伝わっているものだと思ってしまい、表現できていないケースが多々あると思います。
自己肯定も同様で、誰しもできていること、強みであったり、自分を認めるポイントはあるのに、常にできないところ、弱みばかりに目がいってしまい、本来の認める部分が隠れてしまうのだと思います。これもトレーニングで、自己肯定するところはどこかを探して、または人からのフィードバックで見えていなかった観点を見つけだすことができます。自己肯定を無理矢理作り出すのではなく、自分も認める自己肯定を他者からのフィードバックで見つけ出し理解すること、効果的なやり方です。
注目のコメント
自己肯定感を意識しない。
言葉や正論ふうなことに振り回されて自分を卑下するのはやめよう。人と比べて優れているとか劣っているとか決めつけない。
それぞれ個性だし、それぞれの軸がある。目指す方向もみんな違う。それでいいんですよ。まったく問題ないので自分を楽しみましょう。個人的には自己肯定感は高いに越したことはない気がしますが。
まぁ、中庸といったところでしょうか。
認知の多面性を説いているのだとは思いますが、自己肯定感が高い人が議論で意見を変えない、という例は自己肯定感の誤用です。なぜなら、自己肯定感はありのままの自分を受け入れる受容感のことなので、自分の意見が絶対に正しいという主張をするよりも、異なる結論に到達したとしても自分の考えには価値があると認めていく姿勢だからです。
自己肯定感が低く協調性があるという事例も、中華料理を「いいね」とするよりも、自分は他の人とは違う考え方をしてしまったと捉える可能性もあります。
一種のパラドクスですが、このように認知を変える方法を使い「自己肯定感は低い人がいい」というリフレーミングをしている時点でそんな自分を受け入れるという自己肯定感の高さを求めている気もします。