長期金利0.3%台に低下か、日銀の緩和継続姿勢で-共通担保オペ注目
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1月の政策修正は、自ら国債を買い支えることが出来ないほど市場を細らせ投機筋にイールドカーブを思惑に反して歪まされた日銀が、身内の銀行に本来は短期の資金調整手段を捻じ曲げて低利の資金を長期で貸し出して国債を買わせる挙に出た或る種異常な手段です。虚を突かれた海外勢中心の投機筋が取り敢えず手仕舞いを迫られて10年物金利もそれ以外の年限の金利も1月13日時点より低くなり、殊に日銀が資金を出して重点的に買わせた10年未満の金利低下幅は大きいですが、それでもなお12月の修正直前とくらべるとイールドカーブ全体が上昇して10年物の金利が歪んでいる姿は変わりません。日銀の打ち手がある程度成功したように見えはするものの、銀行を確実に儲けさせつつ金利を抑制するこの政策が本当に長続きするものなのか。
日銀が実勢を無視して抑え込む金利にかなりの歪みがあることと金利を抑える日銀の腕力とに衰えが見られることが2回の修正で白日の下に晒された以上、いずれまた金利に上昇圧力が掛かりそうに感じますけれど、さて・・・ (・・;1月に更なる引締めをしていたら、
更なる催促相場を生み出して、長期金利がもっと上昇し、
イールド・カーブの歪みが目も当てられない状態になってたでしょうね。
市場との会話は必要でしょうけど、
声の本質を聴き分ける力も必要ですよね。
自分の聴きたい声だけ拾っていたら、大変なことになります。