新型コロナ、４月から「５類」に緩和へ 政府が２０日決定
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「5類感染症」はあくまで公衆衛生的な分類です。
「軽症」という意味ではありません。
新型コロナは「新型インフルエンザ等感染症」となっていますが、その制度は、『変化していく性質をもっている感染症』に対応するための枠組みです。
そもそも2類ですらなく、段階的に対策をゆるめている最中でしたが、5類になるということはある程度強制的に診療する医療機関を指示することも、医療費を公費でまかなうこともできなくなります。
すなわち、入院や受診はむしろ困難になり、保健所の調整もなくなり、自己負担は大きく増えることになります。
そもそも、感染力がインフルエンザよりも遥かに強くクラスターを簡単につくり、ワクチン接種回数が少ない人では悪化率が高く、後遺症も多い以上、少なくとも重症化した場合は、どの医療機関でも対応できる感染症では”現状では”ありません。
ですので、5類になったからといって、どの病院・医療機関でも診療できる、とはなりません。『劇症型溶血性レンサ球菌感染症』は5類感染症ですが、どこでも診れる疾患ではありません。
しかし、多くの方が5類に5類にと唱え続けていらっしゃったことです。
むしろ『社会的に弱い方ほど』困る方針なのに、なぜなのか私にはわかりません。
しばらくは混乱が続くと思います。
多くのひとがなんらかの形でこのウイルスにさらされることは間違いありません。
一部は軽症ですむでしょう。ワクチン接種からの期間が短い方はなんとか乗り越えるでしょう。しかし、重症化したとしても受診や治療がかならずしも可能な時期ばかりではないでしょう。先週某国立大学で登壇。100人以上参加している教室で、マスク装着率はほぼ100%。顎マスクすら見当たらず驚いた。会話をするような内容でも無いのに。キャンパス内を歩く学生も同様。近所の小学生の登下校時も同じく。
高齢者を守るためとのかけ声で、若者がマスクを強いられた3年間。お互いの顔の表情もわからず、息苦しさや会話も我慢を重ねて。行事や大会は軒並み中止に。世界に遅れること1年でようやく。。この遅れが少子化を加速させ、経済成長を止め、子供達の不登校を激増させた。一刻も早く5類移行すべき。子供達のために。増税の前に、どれだけかわからない量を投下された、病院にたいしての「不要な」あるいは「搾取された」税金は、これから訴訟によって取り返しに行ってほしい。ここは、国もマスコミも当てにならないから、週刊誌、SNS界隈に是非とも。
