経団連が春闘の基本方針発表 ベア含め前向きな賃上げ検討呼びかけ
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経団連がベアも含めた賃上げの前向きな検討を呼びかけるということで、これ自体は望ましいことです。
一方で、本来であれば社会的責務というよりは、継続的なイノベーションによって付加価値を創出して成長を実現し、その結果として賃上げが実現するという循環を生み出す経済構造をいかにつくりだしていくかが本質的な課題だと思います。そのためには、労働市場の流動化や個人のインセンティブ促進に資する技能向上支援が欠かせず、この点はぜひこの機会に労使間でコンセンサスとしていただくのが日本の将来にとって重要だと感じます。
注目のコメント
賃金は個別の企業の問題だし、競争戦略に関わる問題でもある。「春闘」も「経団連」ももう要らない。役割はとっくに終えている。経団連の幹部も企業経営者の端くれだから、この程度のことは分かっているのだろう。その上で無難なコメントをしているのだと解釈してあげるといい。
大企業・中小企業など全て含めた全体に向けた呼びかけでは、なかなか企業側は自分ごととして取り組みにくいような気がします。
賃上げに動くべきだとは思いますが、経団連は企業一括りにして呼びかけており、口だけのような印象も受けてしまいます。