Suicaでチェックイン~アウトまで JR東が初の「無人」ホテル
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注目のコメント
鉄道会社のリソースを最大限に活かした宿泊特化型のホテルです。
無人化ホテルの運営上の利点として、新型コロナ感染防止の非接触対応から人員不足の解消、コスト削減等があり、今後も各地で宿泊施設の無人化は増えそうです。私が立ち上げから関わっている阿久根市の宿泊施設「お宿みどこい」も開業からセルフチェックイン・アウト&朝食で無人化しています。
https://oyadomidokoi.com/
特に「低価格&コミュニケーションの煩わしさを避けたい人」には無人化ホテルはお薦めの宿泊施設となるのですが、懸念しているのはその他のお客様のCS(Customer Satisfaction:顧客満足度)とCL(Customer Loyalty:顧客ロイヤルティ)の獲得です。
先日コメントした「オランダで遅いレジが大人気」にも書いた通り、人が介在しないサービスではCSとCLの向上には限界があります。
https://newspicks.com/news/7999528?ref=user_2720028
地域としては多様なニーズに応えるために多様なサービスを提供する宿泊施設が必要です。全ての宿泊施設が無人化されることは無いと思いますが、簡素化や省力化をやり過ぎると地域全体の評価を下げる可能性があります。今後の日本はとにかく「人材不足・労働力不足」です。コロナ禍後の経済回復において欧州も米国も深刻な労働力不足と賃金上昇がありましたが、日本の場合、欧米と違って移民を受け入れていないので…、その上で、コロナでさらに加速した少子化と高齢化で加速度的に異次元の「生産労働人口減少」になります。最近、宿泊施設では清掃スタッフなど人員不足により部屋があっても稼働させられず、100室のホテルが50室を入れ替わりに稼働させるなどの事態になっています。
無人化の流れ、コンビニなどだけではなく宿泊特化型ホテルには広がってくるかもしれません。(JRさんは、何かあれば駅から駆け付ければいいから、やりやすいですよね)