長期金利が再び上限0.5%超え、日銀は臨時オペ通知-先物は買い優勢
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市場で決まるべき金利を人為的に下げ続けて市場に歪みを蓄積した挙句、支えきれなくなって歪んだ10年物国債の金利を引き上げ他の年限の国債を大量に買って全ての年限の金利を低めに歪める挙に出たのが昨年12月の修正でした。市場に厚みがあるうちは日銀が投機筋を撃退するのも容易でしたが、一旦打ち負かされたら嵩に掛かって狙い撃ちされるのは当然で、そうした事態に陥ることを恐れたからこそ日銀と同じ禁じ手を使ったオーストラリア中銀は早々に矛を納めたのだろうと思います。
2%というインフレ目標を掲げ量的緩和に原理主義的に拘って歪みを全期間の金利に広げた日銀はどのような手を打つものか。直物なり期近ものなりを売って先物を買う直先、先先スワップは金利差の変化に賭ける手段ですから先物買いの優勢は安心材料になりません。
異常な政策は異常な結果を招くと言い続けて来ましたが、黒田日銀はこの状況をどのように収めて行くものか・・・ (・.・;完全に催促相場ですね。
この市場の動きに同調して日銀が更なる引締めをすれば、
企業の金利負担が一気に増えることとなります。
折しもゼロゼロ融資の返済が始まろうとしている中、
金利が上がるようであれば、
賃上げの原資を銀行が先んじて吸い上げる事になりますね。
政府は増税をしたいようですし、
政府と銀行による、企業利益の奪い合いが始まりそうです。
賃上げは遠のきそうですね。